一粒の惑星

無洗米のポスター / グラフィックデザイン

なんで洗わないお米ができたのでしょうか?洗わなくていい利点を表現しようと思い、洗う・洗わない風景を考えていると、その「洗わない風景」をミクロな視点でみたときに「洗う風景」で必ずといっていいほど見かける、落ちていくお米がいないことにふと気がつきました。数粒のお米はシンクの穴に落ちていきます。お茶碗に残ったご飯粒と同様に食べられない運命をたどる一粒の存在の儚さは、宇宙のなかのちっぽけな存在にみえて、自分たちのようです。
効率や環境への配慮などの具体的な訴えではありませんが、だれかの心のどこかに残るものになればよいなあと思います。

、、と考えて、公募にだそうと思いつつも応募のエントリーをしておらず日の目を見ずにだれの心にも残らなかった作品。応募しておらず権利云々もないので「無洗米」のポスターとしてここで発表させていただきました。

無洗米ポスター
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